2020年 自社養成パイロット就活失敗談
2020年 自社養成パイロット就活失敗談
こんにちは、超お久しぶりです!がちろーです!あけましておめでとうございます!
約1年ぶりの更新なので、本当にお久しぶりなのですが、みなさんは元気でしょうか?
もうカナダから帰ってきて1年近くかあ...。世の中はコロナ一色の2020年でしたが、僕にとってはそれ以上に色々あった1年だったので、また少しずつ書いて記録に残しておきたいと思います。
まず、去年あった個人的ニュース。
- パイロット就活失敗
- 一般企業の就活断念
- 大学院受験の成功と失敗
- 気象予報士合格
- 卒業研究の躍進
こんな感じです。コロナがなくても本当に忘れられない1年だったと思います。笑
このうち、今回のブログでは、自社養成パイロット就活の失敗をメインに書いていきたいと思います。
次に、僕自身の情報。
- 経歴:現在大学4年生。大学2年で6ヶ月間マレーシアに交換留学の後、大学3年生を休学し、ワーホリを利用して7ヶ月間カナダで生活。カナダでは、航空学校に通い、カナダの航空無線士資格は取得済。自家用操縦士免許取得までのこりわずかで免許取得を断念し、2020年自社養成パイロットを受験。英語力は、帰国後にコロナで受験できなかったため、留学前のTOEIC725点で各社に提出しました。本来ならば各社の提示している基準からしても800点は欲しいところです。その他の学力は、ある程度なら自信はあります (天才には勝てません)。
- 身体情報 (病歴など):視力が非常に悪いです (右目:D-7.0、左目:D-6.0)。さらに、大学1年の時に、縦隔気腫 (気胸ではない) による入院 (手術はなし)、トイレに行きた過ぎて意識を失いかけた経験もあります笑。ただし、常用している薬はありません。
受験結果 (結果バレバレ)。
- ANA (全日本空輸):まさかのES落ち。笑
- ANA wings:FCAT合格。航空身体検査 (及び2次面接) でお祈り。
- JAL:2次面接落ち。
- J-AIR:ES落ち (笑えない)
- PEACH:FCAT合格。航空身体検査 (及び2次面接) でお祈り。
- 航空大学校:受験せず (大学院進学を決意したため)。
こうやって見るとなんとも言えない結果ですね...。しかも、大学院受験前日に不合格通知が届いたので当時の気分は最悪でした笑。試験内容についてここで詳しく書くことはできませんが、今年はコロナである程度内容が変わっているようでした。
最後に、この就活失敗から得た教訓。どこかのYouTubeで、かの有名なジャック・マー氏は成功談は運要素も大きいから全てを鵜呑みにするのは危険だけど、失敗談から得た教訓は糧になるというようなことを言っていた気がします。是非僕の失敗談を栄養にしてください。笑
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SPI (テストセンター) の準備は確実にしておくこと。
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程よい自信と周囲の意見を受け入れる柔軟性を持つこと。
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身体検査でできる準備は必ずしておくこと。
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受験仲間 (同志) を作ること。
1について。これはANAのES落ちから学びました。というのも、僕はカナダから帰国してすぐに就活が始まったので、対策一切なしのノー勉で受けた初めてのSPI結果がANAの自社養成コースに提出されてしまったからです。SPIは自分で自分の結果を知ることはできませんが、感覚としては半分くらいの出来でした笑。後に合格目安となる基準を調べて、こんな出来栄えで受かるはずもないとかなり落胆。2回目の受験ではしっかり対策をしたので、ほぼ満点だったと思います (過剰自信は禁物ですが笑)。自社養成は身体検査や面接、適性検査が本題なのに門前払いは辛すぎます。だから、別の一般企業などにエントリーすることで、自社養成のSPIまでに少なくとも1回は本物のSPIを受験して、本番の感覚を知っておくことを強くお勧めします。
2について。どこの会社とは言いませんが、これは面接から学びました。面接官に自分の意見を否定されかけたとき、僕は必死にいい訳をしようとしてしまいました。普段はむしろ人の意見を聞くことが得意なのですが、緊張しているとそうはいかないのかもしれません。どんな場合でも、しっかり聞こうとする態度を取ることが大切だなと再認識しました。
3について。これは、実際に航空身体検査の結果を知ることができないからです。万が一合格できなかったときに、何がダメだったのか分からないと来年以降に繋げることができないのはもったいない...と考えて、今のうちに民間の航空身体検査を受けておきましょう。そして、自分の身体状態を正確に把握し、できる限り治療できるようにしておくと後悔ないと思います。さらに、器械体操?的な航空身体検査ならではの検査もあるので、その辺りはSPIと同様、人生初を本番にするのではなく、予め練習しておくことで無駄な緊張を省くことができると思います。参考程度に、僕が実際に受けた航空身体検査は羽田空港 (以下リンク)。ただ、コロナのこともしっかり考えて判断しましょう。
他にも、航空身体検査ができる病院がリストアップされています (2020年10月現在)。
https://www.mlit.go.jp/common/001365384.pdf
4について。これが一番感じた・学んだことです。僕は、去年の1年間を通してパイロットを目指す多くの同志に遭うことができました。互いに面接などの受験対策をし、互いに夢を語り合い、互いに成長していく感じが本当に心の支えとなりました。僕は全て落ちてしまいましたが、同志のひとりは見事合格したときは本当に嬉しかったし (もちろん羨ましかった)、もうひとりの同志は自費で航空学校に通い始めて着実に夢に進んでいます。もうひとりは一般企業に勤めていますが、今でも諦めずにモチベ維持のために空港に通っているとのことです。周りにこんなに素敵な人たちがいると、自分もなんとか頑張らなきゃ、めげずに新しい道を探さなくてはと思うことができました。本当に感謝してもしきれません。そして、今後もよろしくお願いしますと言いたいですね。もちろん今年も自社養成コースがあれば受験する予定ですが、これから受験する方も是非良い仲間を作ってくださいね☺
以上が2020年、僕の自社養成パイロット就活体験記とその失敗から得た教訓でした!
これから受験するみなさんの参考になって、受験生全員で向上してレベルアップしていけることを願います。そして、もちろん僕自身もみなさんにお会いできた際にはどうぞよろしくお願い致します💦
ではまた~!
2020/1/16 追記
JALがパイロットインターン (オンライン) の3次募集を始めたそうですよ~!
この機会に応募してみるのも良いかも?